旧租界地の魅力満載!!広州・沙面とは。

<続き>

15時:地下鉄一号線の烈士陵園駅へ。


1927年に広州コミューンが組織され、革命を蜂起しましたが、
国民党によって潰された共産党員の犠牲者を追悼するお墓です。


まりりん、一応言っておきますが、中国共産党にイデオロギーはありません。笑


革命戦士の墓よりも、見たかったのが革命記念館ならぬ、広州近代史博物館です。


中国近代史、特にアヘン戦争以降、中華人民共和国建国までの時代に奔放された
揺れ動く広州、香港や華南の歴史に大変興味があります。


「中国共産党 葬られた歴史」



この本を読んだことによって、革命期前後の広州を知りたいと強く思うようになりました。
なぜ広州から優秀な人を輩出したのか、広州が革命の拠点となったのか・・・。


1920年代以降の広東、広州を舞台として、中国革命の事実を記載し、
革命家であり、中国共産党長老の譚平山、譚天度の親戚にあたる娘が執筆している点も興味深い。


博物館では、その譚平山が出てきました^^ 広東を語る上で欠かせない存在です。


広州の歴史を見学できたのは大満足ですが、お決まりの日本軍が中国でこれだけ悪さをしました、
ってのもしっかり見てきましたよ、ええ^^


17時:沙面へ。沙面は珠江に面する島の租界地だった場所で、
今でも島の中は租界地そのままです。ヨーロッパの街並みのようで、素敵。


保存状態も綺麗で、本格的です。本当にヨーロッパの街、というか租界地そのままです。
何しろ島の全てが、植民地建築で埋め尽くされているあたりの本気度が凄いです。
日本だとグダグダになってしまうのに・・・。


ここ、沙面にはアメリカ領事館、ポーランド領事館もあったりして、
現代でも、この場所の重要性が伝わります。


Wikipediaから、「沙面」を引用しますと・・・
沙面島(さめんとう)とは、中華人民共和国の広州にある人工島。 
イギリス、フランスの両国が居留地建設の為に起工し、1862年(同治元年)に竣工した。旧広州城外西関の南方、珠江に面する岸の一部を、運河開削を通じて陸から切り離した。
かつて島の西部をイギリスが、東部をフランスが租界に設定しており、列強国の領事館や企業が多数進出していた。

島の中央を東西に横切るように沙面大街が走っており、北に沙面北街・南に沙面大街が平行して走っている。かつては、「イギリス橋」「フランス橋」と称された二本の橋だけが沙面島と岸を結ぶルートだったが、現在はいくつかの橋が増築された。島の南に広がるのが沙面公園である。

広州地下鉄1号線、広州地下鉄6号線(2012年開通予定)の黄沙駅が最寄り駅である。沙面島の建築物群は1996年に全国重点文物保護単位に指定された。


同じ租界地に比べ、上海の外灘よりも知られてないと思いますが、如何でしょう。
同様の理由から、アモイや青島へも行ってみたいと思ってます。


18時:その沙面にあり、租界地からの長い歴史を持つ真面目な沙面国医館にイン。
医学療法を取り入れているマッサージで、連日歩きまくりでしたが、
おじさんの強いマッサージで、癒されました。笑



60分108元と、コスパも最高です。
あとは、おねーちゃんが可愛くて、個室でヤレれれば言う事無かったです^^


19時:やたらオシャレなスタバ沙面店へ。もう中国に居るとは思えないような雰囲気です。
ヨーロッパの、どこかオシャレな街にでもいる気分。


そして、かなり重要なんですが、ここのスタバの店員も、客も、めっちゃ可愛い!!
オシャレなスタバには、オシャレなお姉さまがいるのは、万国共通でしょうか。


20時:オシャレなスタバから徒歩数分、広東ビクトリーホテルにチェックイン。



沙面の租界地にあり、建物は19世紀に建てられたものです。
めっちゃくちゃ雰囲気あります。19世紀の租界地にタイムスリップしたよう!
そして一泊1600元のスイートルームを、半額にまけてくれました^^


まりりん、こんな良いホテルに泊まることはほとんど無いので、興奮です。


沙面はオシャレと素敵づくしです!!


沙面という、歴史ある街並みに、好きな広州の項目がまた一つ増えました。


少しのんびりした後、夕食と夜遊びに出発です。


まるっきり夜遊び情報無しで、観光旅行記で申し訳ございません。

<続く>

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