12時:沙面から地下鉄一号線公園前駅へ。
広州有数の繁華街である北京路へ行きます。
サングラスした婦警おねえさん、めっちゃカッコいいし、可愛い。
さぞや仕事の出来るおねえさんなんだろう。
と思った矢先、目の前で事故が起こりました。
別に婦警おねえさんが悪いわけではありません。
すげー勢いで、バスの運ちゃんが怒り狂って、最上級の汚い広東語を連発してます。
しかしタクシー運ちゃんも、汚い広東語を連発して唾かけてました。
あーーーあ。
この後の展開が非常に気になるところです。
さらに北京路に向かう途中、
今度は高校生くらいのおねえちゃんが、道端で
「助けて下さい!6元下さい。車に乗る。」
とやっている。何が起きたか全く理解できない。
道行く人々も、物珍しさでかなり見ている。すぐに人だかりが出来た。
「はい、20元!どうしたの??」
まりりん、こんな時はためらうことなくお金を出します。
いや、おねーちゃんだから出しただけです。
「謝謝、謝謝・・・。」
下を向いたまま顔を上げることなく、それで終わりです。
K氏、事情を聞こうとするも全く反応せず。
その姿に周りの皆様もお金をあげておりましたが、それでも動かず。
ただ、謝謝、謝謝だけで。
結局、意味を理解できずまま。謎です。
財布でもスリにあったんでしょうか。
公園駅から歩いて5分、北京路に到着です。めちゃくちゃ人が多くて、賑やかです。
多くの店が並びますが、世界的チェーン店のユニクロ、マック、KFC、スタバ・・・等
ばかりで、ちっとも面白くありません。笑 ああ、グローバル化はなんと恐ろしい。
しかし、
何やら人だかりが・・・医療事故と医療現場の乱れを訴えておりました。
それも、医療事故の結構エグい写真やらを堂々と出してます。
僕は見るだけで吐き気がするのに、それを興味深そうにじっと見ている多くの人民。
「おうおう、それはひどいな。もっとやれ!」
訴えに向かって煽る野次も聴衆から聞こえてきますが、
聴衆・本人を止めるわけではなく、ただ静かにビデオに記録している警官が恐ろしい。
こういう姿を見ると、まだまだ人民のグローバル化は進んでいないと、安心します。
次の人だかりは何だ、と思ったらこんな繁華街の中心に遺跡でした。
日本だったら、暇なジジババしか見ないと思うようなモノですが、
若いおにいちゃん、ねーちゃんも結構真剣に見てる。
それも、ただ、じーっと、遺跡を見ている。
誠に不思議な感じです。見たところ、そんなに凄い遺跡ではないと思うんだけどな・・・。
北京路自体はそんなに面白みが無いけれど、
そこに行くまでと、北京路では色々と面白い経験をさせて頂きました。
少し歩くだけで、日本ではなかなか出会えないだろう光景に出くわし、
理解できない行動について色々と考えることができるのが、中国の面白さな気がします。
日本の常識では考えられないような事態が起こっているのが海外で、
だから中国に限らず、海外は面白くて当然だ、と言えばそれまでかもしれません。
しかしそれにしても、たかが日本のお隣の国。肌の色や文化も共通しているものが多い。
決してここは、アフリカや南米の遠い遠い国ではない。
なのに、これだけ日本をベースにした常識や考えが通用しない中国は、やっぱり面白い。
香港や台湾は日本的な感覚で理解できることが中国に比べまだ多いんだけど・・・。
15時:飲茶して、お茶も飲んで、買いたかったモノの買い物も済ませて、
そろそろ香港に帰ります。
<続く>
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